2021年度(令和3年度)の南関東4競馬場の開催日程および重賞競走日程が決定し10日、南関東4競馬場より発表された。
開催日数は大井競馬が97日(トゥインクルレース79日)、川崎競馬が64日(スパーキングナイター48日)、船橋競馬が59日(5月3日~5日を除き、通年でハートビートナイターを実施)、浦和競馬が57日の計画となっている。
【2021年度重賞競走の主な変更点】
1.新設する競走
(1)
若潮スプリント(船橋・3歳・SIII・ダ1200m)
南関東地区の3歳ス
プリント路線の更なる拡充を図るため、4月に実施していた
若潮スプリント競走を重賞に格上げし、5月に実施する。
(2)
川崎スパーキングスプリント(川崎・4歳上・SIII・ダ900m)
強い馬づくりに向けて、馬の距離適性に応じた競走体系を構築していくため、短距離重賞競走を新設し、スーパース
プリント路線(1000m以下の競走)の拡充を図る。
2.格付等を変更する競走
(1)
京成盃グランドマイラーズ(船橋・SIII→SII・6月→4月)
5月5日の
かしわ記念競走(JpnI)に出走する馬の充実を図るため、その
ステップ競走として、例年6月に実施していた
京成盃グランドマイラーズ競走を4月に移動し、JpnI競走に相応しい
ステップ競走に位置付けるため、SIIに格上げして実施する。
(2)
ゴールドカップ(浦和・SII→SI)
年末の短距離・中距離路線の総決算の位置付けとして、格付をSIとして実施する。
3.施行距離を変更する競走
(1)
ゴールドジュニア(大井・ダ1400m→ダ1200m)
南関東地区の2歳重賞競走の始動戦としての位置付けを高めるため距離を短縮する。
(2)
埼玉新聞栄冠賞(浦和・ダ1900m→ダ2000m)
浦和記念の
ステップ競走として、
埼玉新聞栄冠賞を同じ距離とすることで、競走体系の更なる整備を図る。
(3)
ニューイヤーカップ(浦和・ダ1600m→ダ1500m)
1500mとすることで、出走可能頭数を1頭拡大させ、クラシックに向けた3歳重賞競走の出走機会の確保を図る。