14日、阪神競馬場で行われた
京都ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3140m)は、平沢健治騎手騎乗の2番人気
タガノエスプレッソ(牡8、栗東・五十嵐忠男厩舎)が優勝。
単勝オッズ1.1倍、複勝は上限まで1.0倍の断然人気に支持された
オジュウチョウサン(牡9、美浦・
和田正一郎厩舎)は3着。障害競走の連勝は13で止まり、4年8ヶ月ぶりの敗戦となった。
JRA重賞で単勝1.1倍の敗戦は、2012年
阪神大賞典の
オルフェーヴル(2着)以来。3着は1998年
スプリンターズSの
タイキシャトル以来。
京都ジャンプSは6頭立てで複勝の支払いが2着までのため、
オジュウチョウサンの複勝は不的中に。単勝1.1倍以下の馬の複勝が不的中となるのは、1986年以降
JRA重賞では初の事例となった。
また、
JRA重賞で複勝の上限オッズが1.0倍となったのは、1994年
オールカマーの
ビワハヤヒデ(1着)以来。2008年の
JRAプラス10導入以降ではこれも初の事例だった。