GI馬8頭など好メンバーが揃った秋のマイル王決定戦。人気の中心はグランアレグリアだろう。GI・3連勝なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■11/22(日)　マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・阪神芝1600m)

　グランアレグリア(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)はこれまでGIを3勝。今年は安田記念を2馬身半差、前走のスプリンターズSは2馬身差で勝利している。ここに向けた中間も順調に乗り込まれており、春秋マイルGI制覇の期待は十分だ。鞍上はC.ルメール騎手。

　サリオス(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は始動戦の毎日王冠を3馬身差で完勝。重賞3勝目を飾った。これまでコントレイルにしか先着を許しておらず、底を見せていない馬。M.デムーロ騎手との新コンビで、古馬一線級の撃破に挑む。

　インディチャンプ(牡5、栗東・音無秀孝厩舎)は昨年の春秋マイル王で、これまでマイル重賞を4勝。今回は安田記念・3着以来の休み明けで、また昨年と違う阪神コースもカギとなるが、ディフェンディングチャンピオンの意地を見せ連覇なるか。鞍上は福永祐一騎手。

　その他、昨年の香港マイルなどGI・3勝のアドマイヤマーズ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)、昨年の阪神JF覇者レシステンシア(牝3、栗東・松下武士厩舎)、今年のNHKマイルC覇者ラウダシオン(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)、前哨戦の富士Sで重賞初制覇を飾ったヴァンドギャルド(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)、今年のヴィクトリアマイルで2着のサウンドキアラ(牝5、栗東・安達昭夫厩舎)、3年連続で好走しているペルシアンナイト(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。