現地時間14日、アメリカの
チャーチルダウンズ競馬場でG3・ミセスリビアS(3歳牝・ダ1700m・6頭立て)が行われた。
道中2番手から進んだ2番人気
プリンセスグレース(牝3、F.ジェルー騎手)が4コーナーを前に先頭に立ち、後方から追い込んだ3番人気パスザプレート(牝3、J.タラモ騎手)の追撃を退け、2.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分44秒00(良)。
プリンセスグレースは父
Karakontie、
母Masquerade、母の父
Silent Nameという血統。過去3戦は芝のレースで今回が初ダート。重賞初出走の前走ピン
オークバレービューS(米G3)が2着、今回が重賞初制覇だった。通算成績は4戦3勝。
父の
Karakontieは米仏G1を制した
Bernstein産駒。母の父
Silent Nameは米重賞2勝をあげた
サンデーサイレンス産駒。ともに日本の白老
ファームの生産馬。
なお、ミセスリビアSは本来芝1700mのG2だが、芝のコンディション不良のためダートでの開催となった。コース変更に伴う規定でG3に降格となっているが、米
グレードステークス委員会の審査よりG2と認められる可能性もあるとのこと。