「チャンピオンズC・G1」(6日、中京)
反転攻勢へ、決意の火曜追いだ。武蔵野S5着からの参戦となる
タイムフライヤーが1日、左回りの栗東CWで躍動。直線で促されると、鋭く反応してゴール板を駆け抜けた。切れのある動きで、体調の良さをしっかりと伝えた。
「ちょうどいいところだったと思います。最後もしっかりと動けていましたからね。日曜の調教(栗東坂路4F56秒9-12秒4)を普通より強めにして、描いていた通りに来ています。手足も素軽いパフォーマンスでした」。見届けた松田師はこう振り返り、「いい状態で臨めると思います」と続けた。
8月の
エルムSでダート重賞初制覇。意気揚々と臨んだ秋初戦の前走は、勝負どころでスムーズさを欠いた上に、輸送による大幅な馬体減(マイナス14キロ)が大きく影響。力の全てを出し切った結果ではない。
1日の段階で馬体重は488キロ。前走も488キロがベースだったが、輸送して体重が落ちた。だが、今回は関東圏でのレースとは違い当日輸送。「使った後の体重を見ても求めるところに来ています。プラス体重になると思いますよ」と指揮官は、青写真通りの調整過程に納得の様子だ。
今回は、全てが右肩上がり-。圧巻だった
エルムSの走りを再現して、
ビッグタイトル奪取を狙う。
提供:デイリースポーツ