10日、
名古屋競馬場で行われた第20回
名古屋グランプリ(3歳上・JpnII・ダ2500m・1着賞金3200万円)は、好位追走から4角で先頭に立った
川田将雅騎手騎乗の1番人気
マスターフェンサー(牡4、栗東・
角田晃一厩舎)が、それをマークするようにレースを進めた2番人気
ロードゴラッソ(牡5、栗東・
藤岡健一厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分44秒8(良)。
さらに1馬身差の3着に逃げて粘り込んだ6番人気
ダイシンインディー(牡4、美浦・
戸田博文厩舎)が入った。なお、3番人気の
サウンドトゥルー(セ10、船橋・
佐藤裕太厩舎)は追い込むも4着に終わった。
勝った
マスターフェンサーは、父
ジャスタウェイ、
母セクシーザムライ、
その父Deputy Ministerという血統。2走前の
マーキュリーCで初重賞制覇を飾ると、続く
白山大賞典も連勝。そしてここを勝って重賞3連勝とした。3歳時は
ケンタッキーダービーなどにチャレンジし健闘した素質馬。その素質が開花し、今後はGI/JpnIといった大舞台での活躍が期待される。