阪神11Rの第72回阪神ジュ
ベナイルF(2歳GI・牝馬・芝1600m)は1番人気
ソダシ(
吉田隼人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒1(良)。ハナ差の2着に2番人気
サトノレイナス、さらにクビ差の3着に6番人気
ユーバーレーベンが入った。
ソダシは栗東・
須貝尚介厩舎の2歳牝馬で、
父クロフネ、
母ブチコ(母の
父キングカメハメハ)。通算成績は4戦4勝。
レース後のコメント
1着
ソダシ(
吉田隼人騎手)
「ホッとしました。結果を出せて良かったです。1番人気のGIでしたし、自分のせいで負けてはいけないプレッシャーもありました。感謝です。
返し馬からゲートに寄り付かないところがあって、嫌だという素振りをしていました。僕もおどおどしてしまいました。何とかゲートに入って良かったです。このくらいの位置から壁を作りたいと思っていて、イメージ通りのレースでした。
馬場が緩いせいか思ったほど弾けませんでした。内外の有力馬も見えていてしのいでくれと思いました。馬に助けられました。
来年のクラシックもありますし、鍛えないといけないので信頼関係を築かないといけませんね。
ソダシのおかげです。馬や先生、牧場の方に感謝したいです。これから先のある馬です。応援よろしくお願いします」
2着
サトノレイナス(C.
ルメール騎手)
「勝ち馬をマークしながら良いレースができました。ただ坂を上ってからはよく頑張っているのですが、エンジンのかかりが遅かったです」
3着
ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)
「頑張ってくれました。一瞬勝てると思いました。先生から聞いていたように、スタートは速いのですが、二の脚がもう一つでした。最初の反応がズブいです。
チャンスがあると思っていたので、勝ち馬と
メイケイエールを見ながら4コーナーでじりじり上がって行きました。
まだ子供のところがあり、直線に入って他馬が近づいたら逃げるようなところがありました。その点が良くなれば楽しみです。能力があります」
4着
メイケイエール(
武豊騎手)
「前半はいい感じで3コーナーまで行けたけどかかりましたね。なかなか折り合いに苦労しました。そこがロスになっている分、終いが甘くなりました」
5着
ヨカヨカ(
福永祐一騎手)
「馬のコンディションが良かったです。厩舎スタッフがよくここまで仕上げてくれました。スタートさえ決まればこういうレースをしようと思っていました。行ってからも楽なリズムで運べました。十分に脚が溜まっていたので、最後まで脚色は衰えませんでした。この馬自身良い走りを見せてくれました」
6着
オパールムーン(
横山典弘騎手)
「この馬としては本当によく頑張ってくれました」
10着
ルクシオン(
西村淳也騎手)
「馬群の中で気にするところはありましたが、最後は馬群を割ってきました。距離は大丈夫ですし、これからの成長が楽しみです」
11着
エイシンヒテン(
松若風馬騎手)
「着順は良くありませんでしたが、内容は良かったと思います。これからの馬です」
13着
ウインアグライア(
横山武史騎手)
「もう少し前のポジションが欲しかったですね。この距離は短いかもしれません。1800m、2000mが合っていると思います」
14着
インフィナイト(
北村友一騎手)
「返し馬や道中、切れるような感じがありませんでした。自分から動ける位置で競馬はできたのですが、切れないにしてももう少し頑張ってくれると思っていました。突っ張ったり直線では脚が上がりました。まだ成長途上ですからこれから頑張って欲しいです」
18着
ポールネイロン(
藤岡佑介騎手)
「休み明けでフレッシュな状態でしたし、前向きさを感じました。スタートをポンと出て、行く馬を行かせて好位で我慢する形でしたが、最後には止まってしまいました」
ラジオNIKKEI