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有馬記念・G1」(27日、中山)
一昨年の覇者
ブラストワンピースが、若き関東のエースとともに復活を目指す。
新コンビの横山武が初めて手綱を取り17日、美浦Wで併せ馬を敢行。先行した
モエレコネクター(4歳2勝クラス)を1馬身半追走すると、直線は内に潜り込み、強めに追われて1馬身抜け出した。
5F65秒9-38秒3-12秒8の時計に、鞍上は「思っていた以上に体が大きくて力強さがありました。ただ、もう少しスッと動ければ。渋いところがありますね」と印象を伝えた。
動きを見届けた大竹師は「3、4角の上がって行く時の感じは良かった」とうなずいた。今年初戦のAJCCこそ勝利を飾ったが、その後のG1・3戦がサッパリ。前走の
天皇賞・秋も「もう少しやれると思ったけど」と渋い表情で振り返った。
その後は
ジャパンCをパスして、ここ一本に集中。「中山では(2戦して)負けていないし、勢いのあるジョッキーに期待。あとは
パラパラと雨が降ってくれれば」。得意の舞台&目下関東リーディングの手綱に一変を期待した。
提供:デイリースポーツ