19日(土)、中山競馬場で
アーモンドアイの引退式が行われた。引退式での関係者のコメントは以下の通り。
クリストフ・ルメール騎手
「ジョッキーとしてこのような素晴らしい馬に騎乗できたことを光栄に思います。彼女の背中で味わったスリルと興奮を永遠に忘れません。彼女の引退後の生活が穏やかであることを願っていますし、彼女は私たちの記憶に永遠に残ります」
戸崎圭太騎手「
シンザン記念はとても自信を持って乗ることができたレースでした。ラ
イバルとしての
アーモンドアイを見るたびに、成長を感じていました」
三浦皇成騎手(調教で騎乗)
「調教でまたがった時もオーラのある馬で、経験したことのない素晴らしい背中は自分の財産になりました」
国枝栄調教師
「素晴らしい活躍で良い思い出を残してくれました。レースでの一番の思い出は2018年の
ジャパンカップです。
アーモンドアイは、
リラックスしている時はかわいいのですが、競馬になるとすごいエネルギーを出す馬でした。牧場に戻って仔が産まれたら、厩舎で預かりたいと思っています」
椎本英男調教助手
「(周回している時は)
アーモンドアイとの最後の時間を惜しみながら、少し悲しい気持ちで曳いていました。夢と希望と元気を与えてくれて感謝しています。良い仔を産んでください」
根岸真彦調教助手
「競走生活を無事に終えてホッとしましたが、別れが寂しい気持ちもあります。今までたくさんの感動を与えてくれたので、生まれ故郷の牧場に帰ってゆっくり過ごしてほしいです」
ノーザン
ファーム 中島文彦氏(生産者)
「牧場にいた頃の
アーモンドアイは、大きな問題もなくいつも元気でした。出走したレースを見て、いつも牧場のスタッフも感動していました。無事に元気な仔を産んでほしいと思います」
有限会社シルクレーシング 代表取締役 米本昌史氏(馬主)
「
アーモンドアイという名前の通りの可愛らしい容姿に魅了されたという方も多かったのではないでしょうか。全てが順風満帆とはいきませんでしたが、国枝厩舎、ノーザン
ファームの皆様、三浦騎手、戸崎騎手、
ルメール騎手、このチーム・
アーモンドアイが一つになって積み重ねた9つのGIでした。
アーモンドアイは競走生活を引退して、ノーザン
ファームで第2のキャリアをスタートします。どうか
アーモンドアイの仔にも温かいご声援をお願いいたします。最後になりましたが、3年余りの間、いつも本当に温かいご声援をいただき、ありがとうございました」
(
JRA発表)
ラジオNIKKEI