6月30日にイタリアのサンシーロ競馬場で行われたジュビレオ賞(G3、3歳以上、芝1800m、9頭)にピロマティア産駒のパタヤ/Pattaya(牡5)が単勝37.3倍の5番人気で出走。スタートで出負けして道中は最後方。直線横一線を大外から追い込み、ゴール前で1/2馬身差で差しきって勝利した。2着馬はダーレージャパンで繋養されているストーミングホームの産駒。
パタヤは通算28戦11勝。前走のイタリア共和国大統領賞でG1に初挑戦して3着に入っていた。ピロマティアはこれが産駒の重賞初制覇となった。
【補足】
こちらはこれといったニュース記事が見つからなかったので元ネタURLのレース映像だけで失礼します。
ピロマティアは、父が大種牡馬ダンジグ、母が日本輸入種牡馬オペラハウスを下して勝ったエクリプスステークスなどG1を4勝の名牝クーヨンガというアメリカ産馬で、2歳時に53万ドルで落札されています。日本では通算16戦5勝。デビューから2連勝して期待されたものの、順調に使えず準オープン止まりでした。その後競走馬登録をされたまま輸出され、引退後にイタリアで種牡馬入りし、現在はスウェーデンにいます。
ちなみに、同じタイミングでアップした記事のエイシンダンカークと同期で、デビュー2戦目の寒桜賞で対戦して勝利しています。また、エイシンダンカーク産駒が勝ったのはデンマークのダービーですが国際格付けは準重賞、ピロマティア産駒が勝ったのはG3なので、格付け上はピロマティアのほうが上になります。
繰り返しになりますが、レース映像は元ネタURLで。
赤い帽子、赤と白のストライプで袖が緑の勝負服がパタヤ。
- ネタ元のURL
- http://www.ippodromimilano.it/video.php?idvideo=60110