「阪神C・G2」(26日、阪神)
ダノンファンタジーが復活を告げる重賞5勝目を挙げた。
ホープフルSを制した
ダノンザキッドと同じ白と赤の勝負服が阪神でも躍動。しっかりとバトンを受け取った。
スタートを決め、好位の内で流れに乗って、直線でしっかりと抜け出す。
マルターズディオサ、
インディチャンプの猛追を振り切り、理想的なレース運びだった。藤岡佑は今回が初コンビだったが、主戦の川田から特徴を知らされていた。「成績的にもタイミング的にもチャンスのあるレースと考えていました。道中のリズムが良かったので、直線はスムーズに前があいてくれれば、と思っていましたが、結果を出すことができて良かったです」と声を弾ませた。
中内田師は「内のいいポジションを取れて、そこからひと脚を使う形。見た目は良くない馬場でしたが、しっかりと走れていました」と話し、「年明けの番組を見ながら考えていこうと思いますが、選択肢は広がりましたね」と今後の見通しを語った。輝きを取り戻した18年2歳女王が、物語の第2章をここから紡いでいく。
提供:デイリースポーツ