中山11Rの第37回
フェアリーステークス(3歳GIII・牝馬・芝1600m)は3番人気
ファインルージュ(C.
ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。2馬身半差の2着に8番人気
ホウオウイクセル、さらに1馬身差の3着に6番人気
ベッラノーヴァが入った。
ファインルージュは美浦・
木村哲也厩舎の3歳牝馬で、父
キズナ、
母パシオンルージュ(母の
父ボストンハーバー)。通算成績は3戦2勝。
レース後のコメント
1着
ファインルージュ(C.
ルメール騎手)
「最後まで良い脚を使ってくれました。強かったです。スタートで少し遅れて、後ろの位置になりましたが、少しずつポジションを上げて、直線も良い脚を使ってくれました。ポテンシャルの高い馬で、今日はラ
イバルもいませんでした。賢い馬で、体も少し大きくなりました。GIレベルにいけそうな馬だと思います。GIレースはスタートが大事です。今後の課題はスタートです」
2着
ホウオウイクセル(
丸田恭介騎手)
「スタートの良い馬です。道中燃えるところもありましたが、おさまりをつけて、スムーズな競馬ができました。ただ、向正面から3コーナーにかけて外を回ることになり、それがもったいなかったです。それでも賞金を加算することができました」
3着
ベッラノーヴァ(
丸山元気騎手)
「レースを使って気持ちが入っていたので、我慢させる競馬をしました。ペースが流れていたら、結果も違っていたと思いますが、それでも終いの脚を生かすことできました」
4着
テンハッピーローズ(
福永祐一騎手)
「スタートが良くて、思った以上に良い位置で競馬をすることになり、あの形だと上手く
バランスを取ることが出来ません。それで外へ膨れ気味になって、少しずつ脚をそがれたのだと思います。馬込みに入れる形でないと、現状脚を溜められないのかもしれません」
5着
ネクストストーリー(
杉原誠人騎手)
「デビューしてから1200m、1400m、そして今日の1600mと距離を延ばしながら良い競馬をしています。道中の折り合いもつきましたし、距離の幅が広がりました。器用さがありますね」
6着
タイニーロマンス(
内田博幸騎手)
「メンバーを見てハナに行ってしまおうと思っていました。道中、外から来られてリズムを崩してしまい、ちょっともったいない競馬になりました。キャリア2戦目ですし、これからだと思います」
10着
クールキャット(
津村明秀騎手)
「ペースが遅くて早めに動くことになりましたが、結果的に厳しい展開になりました。ゲートに課題があります」
ラジオNIKKEI