2003年の
凱旋門賞など仏G1・4勝のダラカニが現地時間15日、けい養先であるフランスの
アガカーンスタッドで死亡したことが、同牧場のホームページで発表された。21歳だった。
ダラカニは
父Darshaan、
母Daltawa、母の
父Miswaki。半兄にG1・7勝馬Daylamiがいる血統。
現役時代はフランスのA.ドゥロワイエデュプレ厩舎に所属。2002年クリテリウム国際、2003年リュパン賞、仏ダービー、
凱旋門賞と仏G1を4勝。通算成績は9戦8勝で、全レースでC.スミヨン騎手が騎乗。唯一の敗戦は愛ダービー(愛G1)で、
アラムシャーの2着だった。
3歳で現役生活にピリオドを打ち、2004年から種牡馬入り。
BCターフを連覇した
コンデュイット、仏ダービー馬
リライアブルマン、コロネーションC覇者
デフォーなど、多くのG1馬を輩出した。日本においては
スプリンターズS覇者
タワーオブロンドンの母の父となっている。
2016年に種牡馬を引退し、
アガカーンスタッドで余生を送っていた。