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スティープルチェイス重賞初挑戦のファーストフローが後続に7馬身差をつける快勝

  • 2021年01月25日(月) 11時30分
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 23日(土曜日)にアスコット競馬場で行われたG1クラレンスハウスチェイス(芝17F67y)は、ここがスティープルチェイスの重賞初挑戦だったファーストフロー(セン9、父プライマリー)が、2着以下に7馬身差をつける快勝。昨年2月から継続している連勝を6に伸ばすとともに、G1初制覇を達成した同馬は、スティープルチェイス2マイル路線の新興勢力として、俄然注目を集める存在となった。

 ハードルで5戦3勝の成績を残した後、19/20年シーズンからスティープルチェイスに転身したファーストフロー。そのシーズンの前半は惜敗が多かったが、フェンスに慣れた後半戦になって3連勝。今季もここまで2連勝して向かったのが、23日のG1クラレンスハウスチェイスだった。

 昨季のG1クイーンマザーチャンピオンチェイス(芝15F199y)勝ち馬で、今季初戦だった前走サンダウンのG1ティングルクリークチェイス(芝15F199y)を勝っての参戦だったポリトローグ(セン10、父ポリグロート、2.375倍の1番人気)、18年のG1アスコットチェイス(芝21F8y)勝ち馬で、前走ケンプトンのG1キングジョージ6世チェイス(芝24F)2着のウェイティングペイシェントリー(セン10、父フレメンスファース、3.5倍の2番人気)、昨年のこのレースの勝ち馬デフィーデゥソウイ(セン8、父ヴォワドゥノール、5.5倍の3番人気)など、そうそうたる顔触れが揃った中、オッズ14倍で5番人気だったファーストフローは道中2番手追走から9号障害飛越後に先頭に立つと、後続を突き放して優勝。

 同馬を管理するキム・ベイリー調教師をして、「期待はしていたが、期待以上のレースだった」と目を丸くするほどの楽勝ぶりだった。

 この結果を受け同馬は、3月17日にチェルトナムで行われるG1クイーンマザーチャンピオンチェイスへ向けた前売りで、オッズ11~13倍の4~6番人気に急浮上している。

(文:合田直弘)

みんなのコメント 7件

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  • mケーさん

    ハードルとステープルチェイスの違いを説明してくれると障害素人としては有りがたいのだが。

  • カカアデンカさん

    TV実況で見てたけど最初から最後まで力強い走りだった。

    ニコルス厩舎のポリトローグが本命で調子も良さそう、勝利はかたいと皆思っていただろう。ファーストフローが先頭にたってからもポリがすぐに追いついて最後の3障害で抜かすはずという予想は見事にはずれて、スーパー飛越で差を広げるばかりのファーストフロー。

    障害の手前までは豪快なストライドで近づき障害を最小の動きで素早く飛び着地する。だから滞空時間が他の馬よりコンマ数秒速く、すぐにまた大きなストライドに戻る。こいれではいくらポリでも追いつけないで差は広がるばかり。

    騎手はいつもこの馬の実力を信じていたと言ってたけど、調教師は見事な勝ちっぷりに少しびっくりしていたようだった。素晴らしいレースでした。

  • ネネさん

    なるほどね~( ゚ 3゚???)

  • しん5さん

    何言ってるかさっぱりわからない

  • タクトさん

    2マイルのハードルあたりから、少しずつ可能性を見出だしてステープルチェイスの長いところまで使えるレースが増えていくのは本当に面白い

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