偉大な兄の背中を追う。18年
菊花賞、19、20年
天皇賞・春を連覇とG1を3勝した
フィエールマンの全妹
エクランドール(牝3歳、
父ディープインパクト、美浦・手塚)が、府中の開幕に合わせてデビュー。30日の東京6R(芝1600メートル)、または31日の東京6R(芝1800メートル)が予定となっている。
馬体重は約420キロと兄よりコンパクトサイズだが、手塚師は「格好や走り方が似ている。尻っぱねするところなんかは兄そっくりだよ」とイメージを重ねる。20日の1週前追い切りは美浦Wで5F69秒1-39秒7-13秒5を計時し、
アルビージャ(3歳未勝利)に併入。「小柄な牝馬だけど、先週の(重い)チップでも楽々動ける。走りが軽くて“キレッキレ”なタイプ。開幕週の東京はいいんじゃないかな」と期待を寄せた。
20年の
有馬記念3着を最後に引退が決まった兄は、5日に退厩したばかり。入れ替わるように、6日に入厩してきたのがこの妹だ。「夢の続きはこの馬で(見たい)」と指揮官。兄の主戦も務めたルメールを背に、好発進を狙う。
提供:デイリースポーツ