京都芝1800mの新馬戦を勝った後は休養を挟み、12月25日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
シャフリヤール(栗東・
藤原英昭厩舎)。今朝27日は次走予定の
共同通信杯(2月14日・東京芝1800m)に向けた2週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースでの3頭併せ。
福永祐一騎手が跨っていたが、正面から入場して、1コーナー、2コーナーをキャンターで通過していく時から弾むようなフットワークで好印象。前に
キャリアリズム、後ろから
ギベオンが追いかけてくる真ん中の位置で道中を進めていった。
最後の直線に向いて、前との差はほとんどない状態。その時に内から
ギベオンが詰めてきて、ラスト1F標識手前では新馬がやや遅れる形。そこからは
シャフリヤールと
ギベオンとの追い比べだったが、手応えは
シャフリヤールが優勢に見える形でのフィニッシュとなった。
時計は6F85.6〜5F69.8〜4F54.4〜3F39.4〜1F11.7秒。全体時計は遅いが、ラスト1Fはたっぷりと水分を含んだウッドチップだった馬場状態を考慮すれば、かなり高い評価ができる数字といってよいだろう。スピードだけでなく、
パワーもしっかりあるからこその動きだと思うし、2週前でこの動きなら、来週がどんな走りを見せてくれるか。非常に楽しみではないだろうか。