31日に中京競馬場で行われるシルクロードステークス(4歳上・GIII・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝1200mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

　参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠　5-3-4-27/39　複勝率30.8％　複勝回収率86％
2枠　2-5-6-27/40　複勝率32.5％　複勝回収率163％
3枠　1-3-1-37/42　複勝率11.9％　複勝回収率56％
4枠　3-5-1-34/43　複勝率20.9％　複勝回収率52％
5枠　5-3-4-32/44　複勝率27.3％　複勝回収率75％
6枠　0-0-4-42/46　複勝率8.7％　複勝回収率23％
7枠　3-2-2-52/59　複勝率11.9％　複勝回収率37％
8枠　4-2-1-53/60　複勝率11.7％　複勝回収率46％

【2012年〜2019年】
1枠　23-9-16-242/290　複勝率16.6％　複勝回収率50％
2枠　22-24-12-236/294　複勝率19.7％　複勝回収率69％
3枠　18-23-19-238/298　複勝率20.1％　複勝回収率87％
4枠　25-19-22-238/304　複勝率21.7％　複勝回収率90％
5枠　16-22-28-248/314　複勝率21.0％　複勝回収率79％
6枠　20-16-16-263/315　複勝率16.5％　複勝回収率68％
7枠　17-25-22-370/434　複勝率14.7％　複勝回収率69％
8枠　24-26-29-363/442　複勝率17.9％　複勝回収率69％

1〜9番　14-20-16-157/207　複勝率24.2％　複勝回収率82％
10〜18番　9-3-7-147/166　複勝率11.4％　複勝回収率40％

　馬番別成績をみても、内目の枠の好走率が高く回収率も高い。枠順別成績を2012年〜2019年と2020年以降で比較してみても、内枠有利へと傾向が変化しているのは明らかだ。コース改修直後に見られた「外枠有利」のイメージは捨てた方が良いだろう。

　ただし、道悪で行われた前週の影響で、一気に外が伸びる馬場に振れる可能性も否めない。変則開催と荒天の影響で、頭を悩ませる一戦となりそうだ。