過去10年の京都芝1800m戦では、
ディープインパクト産駒が5勝2着6回3着3回の好成績を残しています。ただし今年は、中京の芝2000mに変更。距離延長に加え、坂スタートだったり直線が急坂だったりと、よりスタミナが必要になった点は重要でしょう。
とはいえ、例えば18年以降では、このコースで
ディープインパクト産駒はハーツククライの15勝を大きく上回る最多の24勝を挙げており、適性に不安はありません。では、今回は2頭出走している人気の
ディープインパクト産駒を素直に買えばいいのか? ここからが消去法の真の出番になります。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
1月の
日経新春杯では、【注目の穴馬】に指名した7番人気の
ショウリュウイクゾが優勝! さらに【残った馬】の13番人気
ミスマンマミーアが2着、4番人気の
クラージュゲリエが3着と好走!
馬連58,060円はもとより、3連単961,790円も的中できた可能も!? 京都から中京に開催が変更となったことで、データ予想は苦戦するのでは、という声も少なくないなか、見事に大きな結果を導き出してくれました。
また、昨年の
きさらぎ賞では、【危険な人気馬】に指名した3番人気
ギベルティが4着と馬券圏外に飛び、【注目の穴馬】に推した7番人気の
コルテジアが見事に優勝しました。京都から中京に舞台を移す今年も期待したいところです。ここでは、
きさらぎ賞のケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】(※データは過去10年間が対象。なお本年は、京都芝1800mから中京芝2000mに変更)
■前走中山戦出走の関西馬(ただし、レース間隔中9週以上は除く) [0-0-0-9] 複勝率0%
■該当馬:
アクセル、
ヨーホーレイク■このレースでは、前走で中山に出走していた馬が不振。最大の要因は、小回りで直線急坂の中山から外回りの直線平坦な京都にコースが替わることの影響だろう。ただそれだけでなく、関西馬のほとんどが凡走していることを考えると、長距離輸送による消耗の可能性も考えてみたい。実際、関西馬でも、前走から中9週以上のレース間隔をとり、疲れを癒やしてから出走ならば好走例があるからだ。
■過去の主な該当馬:19年
ヴァンドギャルド1人気4着、
エングレーバー4人気8着
上位人気が予想される
ヨーホーレイクが消去データに該当しました。前走で中山の
朝日杯FSを3着している断然の実績馬です。ただし前走の消耗度が問われるならば、レベルの高いGI好走による反動を不安視するのは理屈に合っています。しかも、これまでで一番短いレース間隔に加え、決して疲労に強いタイプではない
ディープインパクト産駒。過去のレース実績も高い種牡馬の産駒だけに、中京替わりで盲信は慎み、あえて評価を下げる手は成立しそうです。
さらに、残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、京都のデータはどこまで通用するのか? 同じく中京替わりだった
日経新春杯のように上位馬をしっかりと残せるのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。