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【船橋・報知グランプリC】ゴールドホイヤーが差し切りV 骨折明け3戦目で復活の勝利

  • 2021年02月12日(金) 12時42分
 11日、船橋競馬場で行われた第57回報知グランプリC(4歳上・重賞・ダ1800m・1着賞金1200万円)は、好位でレースを進めた山崎誠士騎手騎乗の6番人気ゴールドホイヤー(牡4、川崎・岩本洋厩舎)が、直線での競り合いを制して一旦は先頭に立っていた5番人気リンゾウチャネル(牡5、船橋・矢野義幸厩舎)を捕らえ、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒1(良)。

山崎誠士騎手
「今日は積極的な競馬をしようと思っていました。(道中でリンゾウチャネルが仕掛けたとき)ちょっとついて行けないような手応えになりましたが、後ろから来た馬と併せ馬になったので、馬が頑張ってくれました。直線を向いてからはいい脚を使ってくれました。

 馬の状態が上がってきたのもありますし、自分も良い形で競馬ができたんじゃないかと思います。古馬と戦うようになってからちょっと歯がゆい競馬が続いていましたが、やはり実力のある馬だなと思いました。

 コロナでまだまだ大変ですが、画面越しではありますが、元気が出るような競馬ができたらと思っています」

岩本洋調教師】
「今日は本当に具合が良かったです。

 前走の負けもあまり気にしていませんでした。休養明けの昨年の勝島王冠では2ヶ月しか乗れていなかったんですが、非常に調子が良かったので使いました(6着)。その次(報知オールスターC)はその反動というか疲れてて、2走ボケのような感じだったんです(7着)。その後すぐに元気になって、今回はメンバー的にも良いかなと思っていました。

 次走は、良い条件のレースをこれからじっくり考えていきたいと思います。距離は(今日の千八から)川崎の二千百までは大丈夫だと思っています。

 雲取賞羽田盃と連勝したあとのダービーでは1.4倍と、皆さまに応援して頂いたんですが期待を裏切る結果となってしまいました。その時骨折が判明しまして、それから馬を立て直して、またこのように良い競馬をしてくれましたので、この後も応援して頂ければと思います。しっかり管理していきます」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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