デビューから3連勝でGI
ホープフルSを制した
ダノンザキッド(栗東・安田隆行厩舎)。今年の始動戦は
弥生賞ディープインパクト記念(3月7日・中山芝2000m)ということで、今朝17日はレースに向けた2週前追い切りが行われている。
CWコース、2回目のハローが終了した直後に馬場へ入場。
エリカシャンスと
ハヌマーンが先行して、それを2馬身ほど後ろから追いかける形。道中のラップは決して速くなく、前半3Fはほぼ15秒前後のラップで流れていった。
4コーナーを過ぎたあたりで少しラップが速くなって、最後の直線に向くところでも最初と同じ2馬身くらいの差。残り300mの地点でも同じような差で、前方を走る2頭の手応えにも余裕がある。さらに前2頭が舞い上げたウッドチップを気にしたのか、頭を上げるシーンがあり、前との差はさらに開く。
これは追いつけないかも、と思われたが、その瞬間にスイッチが入ったかのような加速で一気に前へ追いつく。それからのスピードはまさに桁違いで、あっさりと先着してゴールして見せた。時計は6F84.4〜5F69.0〜4F54.1〜3F39.3〜1F11.7秒。全体は遅くても、終いの瞬発力はさすがGIホースといった感じだった。