小倉11Rの第55回
小倉大賞典(4歳以上GIII・芝1800m)は11番人気
テリトーリアル(
石川裕紀人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分45秒5(良)。ハナ差の2着に1番人気
ボッケリーニ、さらに1馬身半差の3着に12番人気
ディアンドルが入った。
テリトーリアルは栗東・西浦勝一厩舎の7歳牡馬で、
父Teofilo、
母コンサヴァトワー(母の
父Street Cry)。通算成績は32戦8勝。
レース後のコメント
1着
テリトーリアル(
石川裕紀人騎手)
「外から人気馬が来ていて、必死でしたが、馬が応えてくれました。前が飛ばして理想の展開になりました。スタミナ、持久力が持ち味なので、それを生かそうと思って乗りました。この馬向きの流れになりました。後ろから来ているのは分かっていましたが、並んでから根性を出してくれました。最後は祈っていました。
この馬にはタイミングの良い時にコンビを組ませてもらいました。これまでも乗せていただいて結果が出なかったこともありましたが、今日は結果が出せて良かったです」
2着
ボッケリーニ(
浜中俊騎手)
「スタートを上手に出て、懸命に走っていましたが、勝った馬がしぶとかったです。勝ちたかったので、悔しいです。よく頑張ってくれました」
3着
ディアンドル(
団野大成騎手)
「道中のペースは速かったのですが、行きっぷりが良くて、その勢いを殺さないように競馬しました。早めに動く形になりましたが、よく頑張っています。道中の力みが取れると良いですね」
4着
アールスター(
長岡禎仁騎手)
「競馬自体は上手く、良い所で競馬ができました。
小倉記念の時とは違って、力のいる馬場でしたが、最後まで伸びてくれました。前残りの競馬でしたが、良い競馬をしてくれたと思います」
5着
デンコウアンジュ(
蛯名正義騎手)
「自分の競馬はできています。最後までよく頑張ってくれました」
8着
フェアリーポルカ(
和田竜二騎手)
「スムーズに勝ち馬の後ろで運べました。良い感じでしたが、追ってからのめってしまいました。牡馬相手の分もあるでしょうか」
14着
トーラスジェミニ(
吉田豊騎手)
「他に速い馬がいましたが、行ってこその馬なので、あの形になりました。向正面でいつもは抜けるところが、ハミを噛んでしまいました。早めに来られて息が入りませんでした」
ラジオNIKKEI