28日に阪神競馬場で行われる
阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みが
ディープインパクト。3回で
キングカメハメハ、
ダイワメジャー、
シンボリクリスエスが続き、2回が
アドマイヤコジーン、
マンハッタンカフェ、
Fastnet Rockとなっている。
ディープインパクト産駒は「2-1-1-8」。昨年は同産駒として唯一の出走となった伏兵
ベストアクターが単勝22.3倍のオッズで勝利。過去には
ミッキーアイルが15年2着、16年1着と2年連続で好走するほか、14年
レッドオーヴァルも5人気3着と人気以上の走りを見せていた。今年は
カツジ、
ダノンファンタジー、
トライン、
ベストアクターの4頭が出走予定。
ダイワメジャー産駒は「2-0-1-9」。14年
コパノリチャード、15年
ダイワマッジョーレの2頭が勝ち馬として名を連ねるほか、産駒初出走となった13年には
オリービンが11人気3着とヒモ荒れを演出していた。今年は
メイショウキョウジ、
レシステンシアの2頭が出走予定。
ステイゴールド産駒は「0-0-0-2」。出走した2頭の内訳は16年
マイネルアウラート(9人気12着)と19年
コウエイタケル(17人気12着)。今年は上位人気と目される
インディチャンプが出走を予定しており、改めて種牡馬としての真価を問われることになりそうだ。
スクリーンヒーロー産駒は「0-0-0-1」。産駒初出走となった昨年は
クリノガウディーが3人気7着と人気に応えられなかった。ただし、下級条件を含めたコース成績では、今回出走するメンバーの種牡馬のなかで勝率および連対率で最高値(出走頭数10頭未満除く)を記録している。今年は
クリノガウディーが出走予定。