アイルランド競馬規則委員会(IHRB)は現地時間5日、不適切画像がSNS上で騒動となり同委員会からの調査を受けていたいた
ゴードン・
エリオット調教師の処分を発表した。
エリオット師は、アイルランド競馬の誠実性や評判を損なう規則違反のため、2021年3月9日から12ヶ月間免許を停止。うち6ヶ月間は執行を猶予される。併せて、罰金15000ユーロ(約194万円)の支払いも命じられた。
問題の写真は、調教中に死亡したと思われる横たわった馬に
エリオット師が座り、電話をしながらV
サインをしているもの。師は写真が本物であることを認め、謝罪している。
エリオット師はアイルランド障害界を代表するトレーナーであり、グランドナショナルを連覇中(昨年はコ
ロナ禍で中止)の
タイガーロールなどを管理している。
今年のグランドナショナルは4月10日に行われるが、3連覇がかかった
タイガーロールはハンデの酷量(約73.9kg)を理由に、オーナーサイドが回避を表明している。