高松宮記念から一夜明けた29日、優勝馬の
ダノンスマッシュ(牡6、栗東・安田隆)は栗東トレセン内の自厩舎で過ごした。
「いつもどおり、変わらないですね。競馬が終わってからすぐに息も入りましたし、今回は特にケロッとしていました」と担当の岩本助手。
「本当によく頑張ってくれて。馬に頭が上がりません」
岩本助手は父である
ロードカナロアも担当していたが、最近、特に雰囲気がよく似てきたそうだ。
「オンとオフの使い分けができるところなどが特に。
高松宮記念はパドックではハミを取るようなところもあったし、返し馬では気持ちが入っていましたが、ゲート裏ではメチャメチャ大人しく
リラックスしていました」
かつて安田隆行厩舎に所属していた
川田将雅騎手とのコンビでGIを制したことについては「
川田将雅騎手が馬の力を100%、引き出してくれました」と嬉しそうに話した。
この後は順調なら4月25日に行われる
チェアマンズスプリントプライズ(GI、香港・シャティン芝1200m)に出走予定だ。
(取材・文:花岡貴子)