今年初戦となった弥生賞3着の後、一旦リフレッシュ放牧に出て、3月19日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
ダノンザキッド(栗東・安田隆行厩舎)。今朝31日は次走予定の
皐月賞(4月18日・中山芝2000m)に向けた2週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCWコースで
リアンクールとの併せ馬。正面から一緒に入ると、外に位置して、1コーナーから頭ひとつ前へ出るような状態で向正面へ。
6F標識を過ぎても、同じような位置関係だし、3コーナーを過ぎても同じ。ただ、ラップは1Fごとにきっちりと1秒ずつ速くなっており、ゴールへ向かってスピードがアップしていく走りにはなっている。
最後の直線に向いて、残り300mあたりで2頭が追い出す態勢。ここでフォームに変化が見られたのが
ダノンザキッド。ス
トライドの大きさが内とは全く違うといってよいフットワーク。その安定感も素晴らしいし、さすがGIホースという走りだった。
時計は6F84.2~5F68.1~4F53.1~3F38.8~1F12.1秒。数字は決して目立たないし、先着したといっても、頭か首といった程度。ただ、ゴール前での動きを見れば、圧倒的な内容だし、来週以降の動きも楽しみ。