◎4月4日(日)阪神競馬場で行われる第65回
大阪杯(GI)に出走を予定している
コントレイル(牡4、矢作)について追い切り後の安藤貴英調教助手のコメントは以下の通り。
・(今朝の最終調教は)1週間前に福永騎手に乗っていただいてCWコースで負荷をかけましたが、今日は当該週に当たりますので坂路単走でサッと反応を確かめるような調教をしました。終始手応えも良かったようで、2週前福永騎手が乗って坂路で追い切った時より、見た目とか乗った感触は良かったようです。
・前走が終わってから大山ヒルズに放牧に出してうまく疲れをとってケアをしてくれました。ですから肉体的にも精神的にもいい成長曲線を描けています。
・(前走の
ジャパンカップは)
菊花賞はタイトなレースでしたから疲れがどうか、というところはありました。トレーナーと大山ヒルズが密に連携をとって状態を確認、その上で走った訳です。ですから結果相手は強かったのですがこの馬自身内容のあるレースでした。
・(
ジャパンカップと比較しての成長は)馬体重や馬体も一回り大きくなった感じです。大山ヒルズで成長させていただいたおかげで栗東トレーニングセンターでは徐々に体を絞っていい形で出走させることが出来ると思います。
・2000mは走り慣れた距離でもありますし
皐月賞や
ホープフルステークスを勝ったように、コースこそ違いますが経験があります。折り合いも心配ありませんし心配はありません。
・(雨予報もありますが)この馬は
バランスをしっかりとって走る馬です。ですから多少の道悪ならこなしてくれると思います。
・(メンバーを見て)強いメンバーが揃いました。楽しみではありますが、
コントレイルも強いです。結果にこだわるレースをするよう頑張っていきたいです。休み明けでGIを走るのは去年も経験しています。その経験がこの馬自身に生きてくると思います。
コントレイルの走りで皆さんに元気になっていただけるよう頑張ります。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI