1939年(昭和14年)に中山4歳牝馬特別競走として創設された、3歳牝馬三冠の第一関門。日本競馬界の番組体系において、根幹をなすレースのひとつです。現役調教師の通算成績を見ると、
国枝栄調教師、
藤沢和雄調教師が2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング4位(着度数順、4月4日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング6位の
国枝栄厩舎から
アカイトリノムスメと
サトノレイナスが、今年度9位、昨年度16位の
木村哲也厩舎から
ファインルージュが、今年度10位、昨年度34位の
武幸四郎厩舎から
ミニーアイルが、それぞれエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、その中からとくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、昨年の阪神JFで2着に食い込んだ
サトノレイナス、その
サトノレイナスを下して無敗の2歳牝馬チャンピオンに輝いた
ソダシ、前哨戦の
チューリップ賞を勝った
メイケイエールなどに人気が集まりそう。本稿では、注目馬として
シゲルピンクルビーの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
シゲルピンクルビー■調教師:
渡辺薫彦■騎手:和田竜
■間隔:4
■場所:▲
■条件:×
■ローテ:▲
■騎手:◎
【注目馬解説(記事本文より)】
渡辺薫彦調教師は
和田竜二を起用したレースで複勝率40.7%、複勝回収値124円。
シゲルピンクルビーの前走、フィリーズRはいかにもこのコンビらしい激走だった。若手トレーナーだけに、(平地)オープンのレースでまだあまり結果が出ていない点はそれほど気にしなくていいはず。引き続き注目しておくべきだろう。
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
記事本文では「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。予想バイブル「厩舎必勝パターン」記事本文は以下よりご覧いただけます。