現地時間10日、米・サンタ
アニタ競馬場で行われたラスヴァージネスS(3歳牝、米G1・ダート8f)は、G.
ゴメス騎手騎乗の1番人気ラグズトゥリッチズ
Rags to Riches(牝3、米・M.マッカーシー厩舎)が後方追走から徐々に進出し、6番人気
バロネスサッチャー Baroness Thatcherに3/4馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分37秒85(良)。さらに2馬身差の3着に7番人気ランウェイ
ロージー Runway Rosieが入り、日本の西村專次氏が所有するロマンスイズダイアン
Romance is
Dianeは7着に敗れた。
勝ったラグズトゥリッチズは父A.P.Indy、母はデムワーゼルS(米G2)勝ち馬
Better Than Honour(
その父Deputy Minister)、祖母はケンタッキー
オークス馬
Blush with
Prideという血統の米国産馬。半兄に昨年の
ベルモントS(米G1)を勝ったジャジル
Jazil(牡4、米・K.マクラフリン厩舎、
父Seeking the Gold)がいる。05年キーンランドセプテンバー
イヤリングセールにて190万ドルで落札されていた。昨年の6月にデビューしたが4着に敗れ、約7か月ぶりの前走、1月7日のメイドンを勝ち上がったばかりで、今回が初重賞制覇となった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。