18日、中山競馬場で行われた
皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、好位でレースを進めた
横山武史騎手騎乗の2番人気
エフフォーリア(牡3、美浦・
鹿戸雄一厩舎)が、4コーナーで空いた内を突いて先頭に立つと、直線では後続を突き放し、2着の8番人気
タイトルホルダー(牡3、美浦・
栗田徹厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分0秒6(稍重)。
さらにクビ差の3着に6番人気
ステラヴェローチェ(牡3、栗東・
須貝尚介厩舎)が入った。なお、3番人気
アドマイヤハダル(牡3、栗東・
大久保龍志厩舎)は4着、1番人気
ダノンザキッド(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は15着に終わった。
勝った
エフフォーリアは、父
エピファネイア、
母ケイティーズハート、
その父ハーツクライという血統。新馬戦、
百日草特別、
共同通信杯に続く無傷の4連勝でクラシックタイトルを獲得した。鞍上の
横山武史騎手はこれが初の
JRA・GI制覇。父典弘騎手との
皐月賞父子制覇達成となった。
【
横山武史騎手のコメント】
デビューから乗せていただいている馬で、ここまで順調に来てくれましたので、ここでもいい結果をと思っていましたし、それを現実にできてよかったです。
人気もありましたし、プレッシャーもすごかったですが、自分が今持てるだけの技術を発揮してこの馬の能力を出せれば勝てると自分に言い聞かせて(レースに)臨みました。思ったよりペースが流れなかったので、いいポジションを取れましたし、あとは進路をどこにするかと思っていましたが、4コーナーの狭いところをよく割ってくれました。
馬の力と関係者の方々のおかげで無敗でGIを取れて本当に嬉しいです。次はもっと大きなレースでさらなるプレッシャーがかかると思いますが、僕自身ももっともっと成長して挑めるように頑張りたいと思います。
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皐月賞ダイジェスト>
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