北海道帯広市が主催するばんえい競馬で、18日に
帯広競馬場にて実施された『令和3年度第1回能力検査』第18競走において、
鈴木恵介騎手が出走馬(ドウナンヒメ)を蹴る事案が発生した。
出走馬が第2障害を越えられず座り込んでしまい、起き上げようと手綱を引く等の対処をしていたが起こすことができず、馬の顔を蹴るという行為に至ったもの。
ばんえい競馬では本件について「応援していただいているファンの方をはじめ、レースの映像をご覧になった全ての方に不快な思いと不信を招く行為であり、如何なる理由であれ、出走馬を蹴るということは認められず」とし、鈴木騎手を厳重注意のうえ、戒告処分とした。
また、鈴木騎手は今回の事態を重く受け止め『令和3年度ばんえい競馬第1回開催』(23日開幕)から当面の間の騎乗自粛を申し出、ばんえい競馬ではこれを受理したとのこと。
(ばんえい十勝のリリースより)