現地時間4月30日、アメリカの
チャーチルダウンズ競馬場でG1・ケンタッキー
オークス(3歳牝・ダ1800m・13頭立て)が行われた。
道中は5番手を進んだ1番人気マラサート(牝3、J.ヴェラスケス騎手)が直線で外から脚を伸ばし、内で粘る3番人気
サーチリザルツ(牝3、I.オルティスJr.騎手)との壮絶な叩き合いを制し、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒99(良)。
サーチリザルツから2.3/4馬身差の3着には10番人気ウィルズ
シークレット(牝3、J.コート騎手)が入った。2番人気トラ
ベルコラム(牝3、F.ジェルー騎手)は5着だった。
マラサートは
父Curlin、
母Dreaming of Julia、母の
父A.P. Indyという血統。米国のT.プレッチャー厩舎の管理馬。オーナーは、3月25日に亡くなったドバイのハムダン殿下が所有していたシャドウェルステーブル。
通算成績は5戦5勝。昨年のデモワゼルS(米G2)、今年の
アッシュランドS(米G1)に続き、重賞3連勝での戴冠となった。