現地時間5日、
アメリカンファラオ、トッド・プレッチャー調教師、ジャック・フィッシャー調教師が、アメリカ競馬名誉の殿堂博物館にて殿堂入りを果たしたことを「Blood Horse」など現地複数
メディアが報じた。
アメリカでは毎年春に殿堂入りの最終候補者選定を行い、
ケンタッキーダービーが行われる5月頭に殿堂入りが発表される。今年は2月の段階で6頭の競走馬、3人の調教師、1人の騎手が最終候補者として選定されていた。
アメリカンファラオ(
American Pharoah、牡9)はアメリカクラシックの第12代目三冠馬。2015年に実に37年ぶりにクラシック三冠を達成した。同年には種牡馬入りし、日本では今年の
フェブラリーS(GI)を制した
カフェファラオを送り出している。
トッド・プレッチャー調教師はエクリプス賞最優秀調教師を7度受賞している名トレーナー。アメリカの競馬情報サイト「EQUIBASE」によると、同調教師はこれまでに通算5000勝以上、重賞708勝、G1・166勝をあげている。
ジャック・フィッシャー調教師はアメリカの障害レースで13度のリーディングに輝いている。5月4日時点で障害レースで通算593勝をあげており、これは歴代の調教師を全て含めても2番目に多い数字となっている。