JRAは7日、今月1日の阪神4Rに出走し3着となった
ルヴァンギラ(セ4、美浦・
伊坂重信厩舎)が、4月28日に治療目的のため、規制薬物(メロキシカム)の投与を受けていたことを発表した。
これは5月2日に判明したもので、
JRAが定める規制薬物投与後出走を控えるべき期間内に管理馬を出走させた事象が、日本
中央競馬会競馬施行規程に抵触したもの。
結果として競走後の検体検査では検出されなかったが、管理する
伊坂重信調教師に過怠金10万円が課された。
※規制薬物とは
規制薬物は治療を目的に施用される薬物。競馬法に定められた「禁止薬物」のような競走能力への影響はないが、馬の福祉および事故防止の観点から、その影響下にある馬の出走は禁止されている。今回投与されたメロキシカムは、消炎・鎮痛効果を目的として使用される治療薬。
(
JRAのホームページより)