9日、東京8Rで行われた4歳上2勝クラス(芝2000m)は、好位の内でレースを進めた
福永祐一騎手騎乗の2番人気
サトノジェネシス(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)が、直線で2頭分ほど外に持ち出され脚を伸ばすと、先に抜け出した1番人気
キタノインパクト(牡5、美浦・
藤沢和雄厩舎)をかわし、最後は2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分57秒9(良)。
サトノジェネシスは
父ディープインパクト、
母マルペンサ、母の
父Orpen。全兄にGI・2勝馬
サトノダイヤモンドがいる血統。
2018年10月の新馬戦で3着ののち、11月の未勝利戦、翌年2月のゆりかもめ賞(500万下)を勝利。中117週(約2年3ヶ月ぶり)での出走となった今回のレースも制し、連勝を3に伸ばした。
1986年以降、
JRA2勝クラス(1000万下)以上では、2008年の富獄賞を勝った
フラムドパシオンの中113週を上回る、最長間隔の休み明けでの勝利となった。
1勝クラス以下も含めた最長間隔は、
タマビッグホープの500万下勝利時で中144週。