現地時間15日、イギリスの
ニューベリー競馬場でG1・ロッキンジS(4歳上・芝直線1600m・11頭立て)が行われた。
スタート一息で後方からの競馬となった単勝1.5倍の1番人気
パレスピア(
Palace Pier、牡4、L.デットーリ騎手)が、ラスト400m付近で外ラチ沿いから先頭へと進出。
後方から馬群を割って脚を伸ばした6番人気
レディボウソープ(牝5、
O.マーフィー騎手)の追撃を振り切り、1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分40秒96(稍重)。
レディボウソープから5.1/2馬身差の3着には、3番人気
トップランク(牡5、P.マク
ドナルド騎手)が入った。2番人気ロペワイフェルナンデス(牡4、R.ムーア騎手)は8着だった。
パレスピアは父
Kingman、
母Beach Frolic、母の父Nayefという血統。英国のJ&T.ゴスデン厩舎の管理馬。
昨年の欧州
最優秀3歳牡馬。重賞は昨年のセントジェームズパレスS(英G1)、
ジャックルマロワ賞(仏G1)、今年のベット365マイル(英G2)に次いで4勝目。通算成績は8戦7勝。唯一の敗戦は昨年のQE2世S(英G1)で3着だった。
Kingman産駒は、9日に
シュネルマイスターが
NHKマイルCを優勝。日英を跨ぎ2週連続でのマイルG1制覇となった。