桜花賞に続く3歳牝馬三冠の第二関門。ほとんどの馬が2400mのレースを経験しないまま参戦してくることもあり、各馬のコース適性をどう評価するかが重要なポイントと言えるでしょう。現役調教師の通算成績を見ると、
国枝栄調教師が2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング2位(着度数順、5月16日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング2位の
友道康夫厩舎から
ニーナドレスが、今年度5位、昨年度6位の
国枝栄厩舎から
アカイトリノムスメが、今年度10位、昨年度16位の
木村哲也厩舎から
ファインルージュがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、その中からとくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、クイーンCを勝っている
アカイトリノムスメ、GIを2連勝中の
ソダシ、昨年の阪神JFで3着となった
ユーバーレーベンなどに人気が集まりそう。本稿では、特別登録を行った馬の中から、
ソダシの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
ソダシ■調教師:
須貝尚介■想定騎手:吉田隼
■間隔:6
■場所:◎
■条件:×
■ローテ:◎
■騎手:◎
【注目馬解説】
須貝尚介調教師は
吉田隼人を起用したレースで複勝率36.0%・複勝回収値102円。複勝回収値の高さからもわかる通り、実績面で見劣りする馬もよく上位に持ってきている。(平地)オープンのレースはやや複勝率が落ち込んでいたものの、今回は同じような傾向の厩舎が多く、評価を下げる必要はない。ここ5戦のパフォーマンスを考えても、大きく崩れる可能性は高くなさそうだ。
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
記事本文では、穴人気しそうな『扱い注意馬』に、不安要素が少ない狙い目の『大穴』など4頭の情報を公開中です。5月23日分の“今すぐ読む”ボタンからチェック!