4月16日に満33歳の誕生日を迎えた
ナイスネイチャ。同馬の『
バースデードネーション』が同日から5月17日にかけて実施され、寄付金額は3582万9730円(前年比2031%)、支援者数は16296人(同4034%)となった。
ナイスネイチャは現役時代、1994年の高松宮杯など重賞4勝。1991年から93年にかけては
有馬記念で3年連続3着という成績を残し“ブロンズコレクター”として多くのファンの人気を集めた。
現在は認定NPO法人引退馬協会のフォスターホースとして、北海道浦河町の渡辺牧場で、穏やかな余生を過ごしている。
集まった寄付は引退した種牡馬や繁殖牝馬を、鹿児島のホース
トラストに預託するための諸費用にあてられる。
バースデードネーションを実施した引退馬協会の、沼田恭子代表理事のコメントは下記のとおり。
「この度は思いがけず多くの方からたくさんのご寄付をいただき、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
金額もさることながら、16,296人もの方に支援していただくことができましたことが何よりも嬉しく存じます。
多くの方に競走馬の引退馬の現状を知っていただき、その上で支援しようと動いてくださったことをありがたく受け止めております」(引退馬協会のホームページより)
※
バースデードネーションの『これからの方針』については、引退馬協会のホームページをご参照ください。
https://rha.or.jp/topics/20210527_001.html