第13回
川崎マイラーズ・SIIIが5月26日、
川崎競馬場の1600mで行われる。過去12年で1番人気が勝ったのは6回。昨年は1番人気の
カジノフォンテンが5着となり、勝ったのは8番人気の
グレンツェント。2着
リッカルド(5番人気)、3着
キャプテンキング(6番人気)と続き、3連単は19万4040円だった。
また、17年は
リアライズリンクス(5番人気)が制覇。
トロヴァオ(8番人気)、
ポイントプラス(13番人気)の3連単で107万6210円。番狂わせが起こる確率が50%と考えれば、今年も万馬券が出る可能性は捨てきれない。
川崎所属の
ヴァケーションにチャンス到来か。3走前の
黒船賞・交流GIIIこそ中央勢相手の復帰戦で12着と大敗したが、続く
東海桜花賞で5着。前走の
プリムローズ賞は前を行く勝ち馬こそ捕らえられなかったものの、直線で競り合いを演じながら脚を伸ばして0秒3差の2着に食い込んだ。着実に調子を上げており、2歳時には
全日本2歳優駿・交流GIを制した実力派。1600m戦はこの一戦も含めて2戦2勝と負けなしで、全5勝中4勝を左回りで挙げているのも心強い。
とはいえ、
モジアナフレイバーの地力の高さは本物。昨年の
マイルチャンピオンシップ南部杯・交流GIで、レコード勝利を挙げた
アルクトスに0秒3差の3着、前走の
黒船賞・交流GIIIでは離されたとはいえ3着に食い込み、地方馬最先着を果たしてしている。デビュー以来のコンビだった繁田騎手の引退にともない、今回は真島騎手が手綱をとるが、追い切りでまたがって感触はすでに確認済み。どんな手綱さばきを見せてくれるか注目だ。
元
JRAオープンの
ウインオスカーは、地方転入後初の地元川崎参戦。OROターフス
プリントで3着、笠松
グランプリで2着と他場の重賞で好走している。
ヒカリオーソも前走11着だが4コーナーで故障馬の影響を受けてのもので、度外視していいレース。鼻出血の問題はあるが、叩き2戦目でダービー馬の実力発揮となれば怖い存在になる。前走で
ヴァケーションを負かして勝利した
ティーズダンクも侮れない。
◇川崎競馬特集ページでは川崎全レースの予想印を無料公開中!