「新馬戦」(5日、中京)
2歳戦オープニングレースの土曜中京5R(芝1600メートル)に、
ドゥラメンテ産駒の
ラクスバラディー(牝、栗東・清水久)がスタンバイ。きょうだいに
バウンスシャッセ、
ムーンクエイク、
コントラチェックの重賞ウイナー3頭を持つ良血馬だ。
3月28日に初時計を出した時から、宮本助手は素質を感じ取っていた様子。「(栗東坂路を)4F54秒5が馬なりで出ていたからね。その時点で『ある程度は走るんやろな』と思いましたよ」。ここまで3週続けて栗東CWで併せ馬のハードメニューをこなしており、19日にはコンビを組む松山を背に6F81秒0-38秒6-12秒0をマークした。「まだ余力を残していたし、それなりの能力はありそう」と好感触を得ている。
このきょうだいは牡馬5頭全てが去勢されており、やや気性的な危うさを秘める血統でもある。同助手は「この馬も普段はおとなしい馬ではなく、気が強い方ですね」と話すが、「またがればおとなしいですよ。イレ込まないし、競馬に向けて悪い感じはない」と不安はなさそうだ。
まずは世代のJRA一番星に輝き、クラシックロードの第一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ