今年は
日経新春杯10着、
大阪杯9着と重賞で苦戦が続いている
アドマイヤビルゴ(栗東・
友道康夫厩舎)。前走後はリフレッシュ放牧に出されており、5月21日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩。今朝2日は次走予定の
エプソムC(6月13日・東京芝1800m)レースに向けた1週前追い切りを行っている。
レースでも騎乗予定の
岩田望来騎手が跨り、CWでの併せ馬。先行する
スペードエースを2馬身ちょっと追走する形。道中のラップはなかなか速くて、6F標識の区間から15秒を切り、3コーナーでは13秒台に突入した。
攻め動く
スペードエースだけに、最後の直線に向いた時は内から
アドマイヤビルゴが並びかけようとしても、なかなか追い抜けないといった感じ。ただ、ラスト1F標識手前あたりでビルゴの本気のエンジンがかかると、最後は追い抜いて先着でのゴールとなった。
時計は6F79.2〜5F64.5〜4F50.2〜3F36.8〜1F11.8秒。もともと追い切りでは素晴らしい動きを見せるタイプではあるが、あらためて高い評価をしたくなる動き。420キロ台の小柄な馬体なので、時計を要する重たい馬場ではなかなか高いパフォーマンスを発揮できない。そういった意味では、状態以上にレース当日の馬場状態が結果を左右するかも知れない。