現地時間6日、ブラジルのガベア競馬場でG1・ブラジルジョッキークラブ大賞(2歳・芝1600m・6頭立て)が行われた。
ハナを切った4番人気オルフェネグロ(Orfeu Negro、牡2、B.ケイロス騎手)が直線に向いてさらに後続を突き放す展開。1番人気イエネフォーチュン(牡2、H.フェルナンデス騎手)が3番手から前を追ったがその差は縮まらず、オルフェネグロが1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分34秒93(重)。
オルフェネグロは
父アグネスゴールド、母Valleyview、母の父
Wild Eventという血統のブラジル産馬。同国のL.エステベス厩舎の管理馬。デビュー戦が2着、続くG2が4着という戦績で、今回が初勝利となった。
アグネスゴールドは
父サンデーサイレンス、
母エリザベスローズ、
その父ノーザンテーストという血統の日本産馬。
種牡馬入りした後は日本、アメリカを経てブラジルへ。ブラジルのリオ三冠牝馬ジャネールモネイ、同二冠牝馬マイ
スキーボニータ、アルゼンチンとアメリカでG1を制したアイヴァーなど、南米G1勝ち馬を複数頭輩出している。
※馬齢は現地表記に準ずる。