「
エプソムC・G3」(13日、東京)
サトノフラッグは気持ちの面に課題も、出来については合格点だ。
サトノフラッグは9日、美浦Wで2馬身後方から追走する
アンティシペイト(4歳3勝クラス)を先導するように進み、3F過ぎで馬体を並べると、直線では大きく外に持ち出して5F68秒0-38秒6-12秒3。楽な手応えのまま併入した。国枝師は「動きそのものは悪くない。体はできている」と仕上がりには納得の様子だったが、「もう少しピリッとしてほしいかな。気持ちの面が…」と闘争心の欠如を課題に挙げた。
20年の
弥生賞ディープ記念で重賞初Vを飾ってから、その後は勝利に見放されている。
菊花賞では3着に入るも、古馬となった21年は11着、7着と不振。今回はデビュー11戦目にして初めて2000メートル未満の距離に挑む。2走ぶりのコンビとなる戸崎圭は「距離はレースの組み立て方次第ですかね」と対応は可能とみている。距離短縮が復活のきっかけとなるか。
提供:デイリースポーツ