スマートフォン版へ

【ユニコーンS】ピンクカメハメハ超進化 サウジダービーV経験経て気性面成長

デイリースポーツ
  • 2021年06月18日(金) 06時00分
 「ユニコーンS・G3」(20日、東京)

 2月のサウジダービーを制したピンクカメハメハが17日、栗東坂路での単走追いで好タイムをマーク。海外遠征帰りながら、力を出せる態勢にあることをアピールした。国内でダートのレースに出走するのは初めてになるが、同じ左回りのマイル戦で好結果を出しているだけに勝機は十分。中東で輝いた素質馬が、今度は府中のダートで力強い走りを披露する。

 サウジダービー覇者ピンクカメハメハは栗東坂路でルーキーの松本(レースは北村宏)を背に最終リハ。馬なりにもかかわらず、4F51秒8-37秒6-12秒4という好時計をたたき出した。感触を確かめた松本は「動きは良かったです。時計はもうちょっと遅くても良かったのですが、気のいい馬ですからね。2歳の時に比べて、しまいの時計を出せるようになっています」と成長を実感する。3月に騎手デビューする前から、海外遠征前の国内での調教に騎乗しており、「芝でも走っているように、いいスピードがあります」とストロングポイントを挙げた。

 中東遠征からの帰国検疫を経て栗東トレセンに帰厩。6月に入ってから急ピッチで乗り込まれている。村上助手は「先週しっかりやって、坂路での自己ベスト(4F51秒5)が出ました。調教でも動けるようになってくれています」と海外で経験を積み、たくましくなった姿に目を細める。さらに「行く前はイレ込むことが多かったが、海外に行ったことで精神面でも落ち着きが出てきました」と進化ぶりを強調した。

 前走の敗因は距離。1900メートルはやや長かっただけに、マイルに戻るのは間違いなくプラス。「日本のダートでは走ったことがないので分かりませんが、雨が降って締まった方がいいと思います」と同助手は湿った馬場を希望。サウジではレース直前の雨が幸運をもたらしたという。幸い、今週末の天候も崩れる見込み。雨を味方に日本でもタイトルをもぎ獲る。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す