「新馬戦」(26日、阪神)
白毛の
桜花賞馬
ソダシの全妹にあたる
ママコチャ(牝、
父クロフネ、栗東・池江)が、26日阪神5R(芝1400メートル)に登場する。馬名の由来は“インカ神話の海の女神”。進化し続ける神秘の血に注目が集まる。
白毛一族ながらも、
ソダシとは違い、同馬はいとこの子にあたる
メイケイエールと同じ鹿毛に出た。「額と脚だけ白いけど、白い部分の皮膚は他の馬に比べて若干弱いかな。そのあたりはよくケアをしている」と松村厩務員。性格的には「厩舎ではおとなしいが、走りたい気持ちが強いのか、調教に行くと元気がいい」そうで、気で走るこの血統らしさを受け継いでいる。
1週前には栗東CWで
ゾンニッヒ(3歳未勝利)と併せ、馬なりで6F83秒5-38秒9-11秒7をマーク。首差遅れたが、騎乗した福永は「まずまず。初戦から動けそうなタイプ」と前向きさを評価する。推定460キロ。偉大な姉に続き、クラシックへの第一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ