JRA関西定例記者会見が28日、大阪市内で開かれ、持続化給付金の不適切な受給などについて説明が行われた。
未返還の調教師1人は返還手続き中。これにより副業の収入減によって受給した厩務員2人、退職者1人以外は返還が完了する。木村一人常務理事は「コンプ
ライアンス意識への強化のため、研修を毎年実施する。また、モラルを欠いた行為によって
中央競馬の社会的信頼を損ねた対象者への処分、処置のあり方について、規約等の改正を検討している」と説明。対象者には馬主も含まれるという。
外国馬が東京競馬場の国際厩舎へ直接入厩できる輸入検疫制度の変更に関しては、21年4月から国際厩舎の建設に着工し、22年の
ジャパンCでの使用可能を目指す。さらに臼田雅弘理事は「今年秋からJC出走の帯同馬(外国調教馬)に対し、
キャピタルS以外にもJC実施週の東京で2勝、3勝クラスの計4競走を開放する」と発表した。19年が初の外国馬出走なし、20年が1頭だったことから、外国馬の参戦が増えることが期待される。
提供:デイリースポーツ