7月14日に
大井競馬場、ダート2000mで行われる
ジャパンダートダービー。今朝7日にレースに向けた追い切りを行った馬たちの調教内容を紹介したい。
伏竜Sを勝ち、
兵庫チャンピオンシップは2着だった
ゴッドセレクション(栗東・
今野貞一厩舎)は、レースでも騎乗予定の
中井裕二騎手が跨り、1回目のハローが終了した時間帯のCWコースで単走。
前半をゆっくり進め、1Fごとに1秒ずつラップを速めるような感覚で加速していく。ゴール前だけ軽く気合いをつけられて、時計は6F88.8~5F72.2~4F56.3~3F41.7~1F12.1秒。非常にいい雰囲気で走っていた。
関東オークスで重賞制覇を果たした
ウェルドーン(栗東・
角田晃一厩舎)は、2回目のハローが終了した時間帯のCWで3頭併せ。その真ん中に位置して、後ろからは
マスターフェンサーが追いかけてくる。
最後の直線に向いて、3頭並んだ状態だったが、手応えは圧倒的に
ウェルドーンが優勢。最後はしっかりと抜け出してきて先着し、時計は6F81.7~5F66.6~4F51.9~3F38.2~1F12.3秒。まさに3連勝中の勢いを感じる動きだった。
ユニコーンSで重賞制覇の
スマッシャー(栗東・
吉岡辰弥厩舎)は、CWでの併せ馬。かなりゆっくりとしたラップだったが、これまでの土曜日追い切りの感覚のような時計の出し方だろう。
最後までしっかり脚をためて、時計は6F89.0~5F71.9~4F55.5~3F40.3~1F12.1秒。この動きなら距離延長も、と思える内容だった。
(取材・文:井内利彰)