11日、日曜の小倉5レースの新馬戦に
ディアデラノビアの仔・
グランディアが出走します。
調教では実に小気味いい動きをみせていて、厩舎サイドも「キャンターが素晴らしいですね。動きもしっかりしているし、反応もいい。初戦から手ごたえを感じています」(片山助手)と絶賛しています。
新馬戦なので、当然いろんな不安要素はあるわけですが、
ディアデラノビアの仔や
ディアデラノビア自身も新馬戦での成績がいいんです。母である
ディアデラノビアが新馬勝ちしているだけでなく、娘の
ディアデラマドレ、息子の
ドレッドノータスもデビュー戦は白星で飾っています。
「この血統はデビュー戦がいい」(片山助手)というように、競走馬にもいろんな馬がいて、レースを知れば知るほど成績が良くなる馬もいれば、必ずしもそうでない馬もいる。
ディアデラノビアの仔の場合は、もともとの潜在能力の高さから他の馬が競馬というものが一体何なのかをわかっていなくても、レースでいきなり結果を出せてしまう。
ディアデラノビアの血筋はそんなところがあるようです。
あえて課題をあげるなら「小倉への輸送がどうか、という点ですね。長距離輸送で気持ちが入り過ぎないといいのですが」と片山助手。
あとは天気も気になりますが、予報では5レースくらいまではもちそうですね。無事、初陣を飾ることを期待しています。
(取材・文:花岡貴子)