現地時間2日、米・サンタアニタ競馬場で行われた8R・アローワンス(ダート7f、9頭立て)に、“フサイチ”の冠名でお馴染みの関口房朗氏が所有するミスターセキグチ Mr.Sekiguchi(牡4、米・B.バファート厩舎)が出走。V.エスピノーザ騎手騎乗で1番人気に推され、4番手追走から4角で先頭に立つと、外から襲いかかるアブソリュートグローリー Absolute Gloryの追撃をクビ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分22秒90(良)。

　同馬は父Storm Cat、母が00年ドッグウッドS(米G3)勝ち馬Welcome Surprise(その父Seeking the Gold)という血統の米国産馬で、伯父にA.P.Indy(BCクラシック-米G1)などがいる良血馬。04年9月の米キーンランドイヤリング(1歳馬)セールで、1歳馬としては史上4番目、同セールではレコード価格となる800万ドル(約8億8000万円)で落札されていた。

　06年2月18日のデビュー戦で2着後、4月8日のメイドン(ダート6.5f)で初勝利を挙げ、1月7日には約9か月ぶりに復帰し2着していた。通算成績4戦2勝。