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【函館記念 枠順データ分析】好走率も回収率も内枠優勢。2-4枠が狙い目!

  • 2021年07月16日(金) 18時00分
 18日に函館競馬場で行われる函館記念(3歳上・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが3番。4回で6番が続き、3回が4番、8番、14番となっている。馬券絡みを果たせていないのは11番と16番。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 0-1-3-15/19 複勝率21.1% 複勝回収率82%
2枠 4-3-1-12/20 複勝率40.0% 複勝回収率174%
3枠 2-2-0-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率114%
4枠 2-2-0-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率92%
5枠 0-1-2-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率56%
6枠 1-0-0-19/20 複勝率5.0% 複勝回収率16%
7枠 1-1-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率177%
8枠 0-0-3-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率141%

1〜4枠 8-8-4-59/79 複勝率25.3% 複勝回収率116%
5〜8枠 2-2-6-70/80 複勝率12.5% 複勝回収率97%

 1〜4枠の複勝率が5〜8枠の倍以上ある内枠有利の一戦。ただし、内枠といっても勝ち馬は2〜4枠に固まっており、1枠は僅かに1連対のみ。19年レッドローゼス(2人気6着)、17年サトノアレス(1人気6着)などが人気を裏切っており、優勝例は90年ラッキーゲランまで遡らなければならない。「内過ぎない内枠」狙いと心得よう。

5〜8枠の優勝例は17年のルミナスウォリアー(6枠12番・5番人気)、20年のアドマイヤジャスタ(7枠14番・15番人気)の2頭で、昨年は14番枠のアドマイヤジャスタが中団からの差し切り勝ちを決めている。7枠、8枠の複勝回収率が100%を超えているように、穴なら外枠勢の狙い撃ちも面白い。先述のアドマイヤジャスタ以外にも、17年のタマモベストプレイ(7枠14番・14番人気2着)、18年のエテルナミノル(8枠14番・13番人気3着)が二桁人気で激走を果たしている。

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