18日に函館競馬場で行われる
函館記念(3歳上・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが3番。4回で6番が続き、3回が4番、8番、14番となっている。馬券絡みを果たせていないのは11番と16番。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-3-15/19 複勝率21.1% 複勝回収率82%
2枠 4-3-1-12/20 複勝率40.0% 複勝回収率174%
3枠 2-2-0-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率114%
4枠 2-2-0-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率92%
5枠 0-1-2-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率56%
6枠 1-0-0-19/20 複勝率5.0% 複勝回収率16%
7枠 1-1-1-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率177%
8枠 0-0-3-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率141%
1〜4枠 8-8-4-59/79 複勝率25.3% 複勝回収率116%
5〜8枠 2-2-6-70/80 複勝率12.5% 複勝回収率97%
1〜4枠の複勝率が5〜8枠の倍以上ある内枠有利の一戦。ただし、内枠といっても勝ち馬は2〜4枠に固まっており、1枠は僅かに1連対のみ。19年
レッドローゼス(2人気6着)、17年
サトノアレス(1人気6着)などが人気を裏切っており、優勝例は90年
ラッキーゲランまで遡らなければならない。「内過ぎない内枠」狙いと心得よう。
5〜8枠の優勝例は17年の
ルミナスウォリアー(6枠12番・5番人気)、20年の
アドマイヤジャスタ(7枠14番・15番人気)の2頭で、昨年は14番枠の
アドマイヤジャスタが中団からの差し切り勝ちを決めている。7枠、8枠の複勝回収率が100%を超えているように、穴なら外枠勢の狙い撃ちも面白い。先述の
アドマイヤジャスタ以外にも、17年の
タマモベストプレイ(7枠14番・14番人気2着)、18年の
エテルナミノル(8枠14番・13番人気3着)が二桁人気で激走を果たしている。
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