7月21日(水)
船橋競馬場で第11回
習志野きらっとスプリントが開催される。2011年に創設され当初はSIIIの格付けだったが、18年にSIIとなり、20年からはSIに昇格してますます注目度は高まっている。
スーパース
プリントシリーズのファイナルレースにもなっていて、園田FCス
プリントの覇者
ダノングッド、
グランシャリオ門別ス
プリントを連覇した
アザワクなど
トライアルを制した2頭含め、豪華な顔ぶれが集結した。
出走馬の中で最も注目しているのは、前走休み明け初戦から
東京スプリントで中央馬相手に3着と好走した
キャンドルグラス。昨年のこのレースでは先に抜け出した
ノブワイルドを捕らえることはできなかったが、直線鋭い脚を使って1/2馬身差まで詰め寄って連対圏を確保。20・21年と
船橋記念で連覇を達成して、船橋1000mでの実績があるだけに、今年こそのVに期待する。
相手筆頭は
コパノフィーリング。昨年7月に、1勝クラスを勝ち上がったばかりで3勝クラスに格上挑戦すると勝利を挙げ、OP2戦目となったりんくうSではコンマ差なしの3着になり頭角を現した。転入初戦となった前走の勝ち時計からここでも遜色はなく、使った上積みを加味すれば初めての重賞の舞台でも勝ち負け可能。
3番手評価は
アドバイザー。安定した走りが魅力で14戦連続連対圏を外していない。どんなメンバーでも相手なりに走れるのは魅力だし、
船橋記念でも
キャンドルグラスの2着になっているように力が通用することは証明済み。ここも馬券圏内を外すことは考えにくく好勝負必至。
△は2頭を挙げたい。
まず1頭目の
アザワクは
グランシャリオ門別ス
プリントを勝ってのローテは昨年同様。昨年はこの馬らしい積極的な競馬はできていながらも4着と、あと一歩馬券圏内には届かなかったが、これまで挙げた5勝はすべて1000mでベストの舞台だし、船橋コースも2度目で前進に期待する。
最後に一頭挙げたいのが
ジョーロノ。前走は短距離路線にシフトして
優駿スプリントに出走し、3着に逃げ粘り短距離適性を示した。3歳馬はこれまで3頭出走したうち
優駿スプリントを
ステップにした馬は[1・1・0・0]で連対率100%というデータからも注目したい。
馬券は
キャンドルグラスから3連複で狙う。
(文=「勝馬」記者・豊岡加奈子)
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